小笠原製茶のお茶

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小笠原製茶の茶畑

牧之原台地に広がる自社の茶畑

牧之原のお茶は、温暖な静岡県内でも一番茶の茶摘みが早いエリア。
日々茶畑を巡りながら、その成長具合、環境変化を肌で感じ、一番美味しいタイミングで製茶しております。
もともと製茶と卸を営む会社でしたが、茶畑を手放す農家さんが増えたこともあり、牧之原のお茶文化、歴史を未来につなげていきたいと、茶畑農業から製茶、卸までを一貫しておこなうようになりました。農家としての茶の育成力、茶師としての製茶の技術力、ともに磨き、みなさまにより美味しいお茶をお届けしてまいります。

牧之原台地に広がる自社の茶畑

牧之原のお茶栽培

ここ牧之原のお茶は明治時代の版籍奉還とともに刀を置いた武士たちが、武士から農民になると決心し、荒れてやせた農地を開拓したことに始まります。
これまでの身分の差をいとわず、大きな時代の変化とともに新たな活路を見出そうと、200名を超える方々が茶畑を開墾していきました。
茶葉の改良を行うと同時に、牧之原のお茶の特製を生かしさらに美味しく飲めるようにと深蒸し茶の原型が生まれたのも、ここ牧之原です。
香り豊かでまろやかな味わいが評価される牧之原の深蒸し茶。
ぜひご賞味いただきたいお茶です。

牧之原のお茶栽培
小笠原製茶

深蒸し煎茶の製造方法

01摘採(てきさい)

手摘みでは1芯2~3葉で、二人用茶刈機・乗用型茶刈機を使って茶葉を1芯4~5葉で摘み取ります。
摘み取った茶葉は、すぐに茶工場に運んで風を送り冷やし、出来るだけ早く製造します。基本的に、摘採した茶葉はその日うちに製茶します。

02蒸し

蒸機の中で茶葉に蒸気を当て、酸化酵素の働きを止めます。それとともに茶葉の青臭みも取り除きながら、後工程で製造しやすいように茶葉を柔らかくします。
深蒸し煎茶は、この蒸し工程を普通煎茶の2~3倍ほど長く蒸します。
普通煎茶より長く蒸すため、お茶の見た目が粉っぽくなりやすいですが、その分味がしっかりとお湯に溶けやすく、色の濃いお茶になります。
蒸し工程がお茶の性格を決める最も重要な工程になります。

03冷却

蒸した茶葉に風を送り、ただちに冷却します。
緑のキレイな色合いと香味を保ちます。

04葉打ち(はうち)

蒸した茶葉表面の水分を取り除くために、茶葉をふくいながら熱風を当て茶葉を乾かします。深蒸し煎茶の場合、蒸しが長く水分も多く含んでいるため、葉打ち工程が後工程を助ける大切な役割をはたします。

05粗揉(そじゅう)

茶葉に熱風を当てながら、打圧を加え、内部の水分を出すように揉みます。
揉み出す水分と熱風で乾かす水分のバランスを職人の感覚で調整しながら乾かしていきます。

06揉捻(じゅうねん)

茶葉に錘で圧力を掛けて、内部の水分を揉み出して水分の均一化を図ります。

07中揉(ちゅうじゅう)

前工程の揉捻で塊になった茶葉をほぐし、熱風を当てながら、打圧を加えて揉み乾燥させていきます。

08精揉(せいじゅう)

熱した釜の上で圧力を加え水分を揉み出しながら、茶葉を細く伸びた形に整えます。
圧力の掛け方によって、茶葉の形状が変わるため職人の腕の見せ所です。

09乾燥(かんそう)

乾燥機の中で熱風を当て、長期保存に適した水分量まで乾燥させます。
ここまでの工程で、飲むことができるお茶「荒茶(あらちゃ)」になります。
この後、粉、茎、棒などを分ける選別工程、火入れ工程がありパック詰めをして完成します。

牧之原の茶畑を耕し続けるために、
この素晴らしい茶畑の風景を守るために

小笠原製茶も、その思いを共にする地域のみなさんとともに新茶工場を建設。
安定的に茶葉の供給が行える設備を導入し、牧之原の茶畑や雇用の維持につなげています。

小笠原製茶 新茶工場

商品紹介

小笠原製茶で採れた一番茶のみを使った、風味豊かなティーバッグとパウダーをおつくりしました。
より手軽に、緑茶のある暮らしを。
ぜひご賞味ください。

牧之原産 緑茶ティーバッグ

牧之原産 緑茶ティーバッグ

5g×15個入り

  • 急須、ティーポット、ハリオのウォーターボトルなどに入れて、お湯でも水出しでもお使い頂けます。
  • 一番茶を100%使用。
  • 太陽がいっぱい降り注ぐ牧之原で大切に育て上げ、深蒸し製法で製造した新茶になります。
  • 深蒸し茶独特のまろやかな味をお楽しみください。
牧之原産 ほうじ茶ティーバッグ

牧之原産 ほうじ茶ティーバッグ

5g×15個入り

  • 急須、ティーポット、ハリオのウォーターボトルなどに入れて、温かいほうじ茶をお楽しみください。
  • 牧之原産茶葉を100%使用し、スッキリとした味わいのほうじ茶です。
  • 香ばしい焙煎の香りをお楽しみください。
牧之原産 粉末緑茶パウダー

牧之原産 粉末緑茶パウダー

50g

  • 取り出し口が広く、粉が飛び散りにくい。
  • 便利なスタンド型。
  • キッチンがお洒落に見えるクラフト紙。
  • ラベルのデザインは牧之原の新緑が綺麗なお茶畑、青い海、堂々と回る風車をイメージ。
  • 茶殻の後片付けの手間がなく、簡単に本格的な緑茶を楽しむことができます。
  • 粉末緑茶パウダーはお茶の葉の芯まで味合うことができる贅沢な一品です。粉末茶ラテなど飲む用だけでなく、お塩と混ぜて天ぷらに振りかけたり、ホットケーキミックスを利用して簡単粉末茶スコーンなど調味料としても役立ちます!
牧之原産 粉末ほうじ茶パウダー

牧之原産 粉末ほうじ茶パウダー

50g

  • 取り出し口が広く、粉が飛び散りにくい。
  • 便利なスタンド型。
  • キッチンがお洒落に見えるクラフト紙。
  • ラベルのデザインは牧之原の新緑が綺麗なお茶畑、青い海、堂々と回る風車をイメージ。
  • 茶殻の後片付けの手間がなく、簡単に本格的なほうじ茶を楽しむことができます。
  • 今、流行りのほうじ茶ラテにお使いください。
    また、ほうじ茶パウンドケーキやプリンなど、お菓子作りにもご活用ください。